保育目標
元気なからだ

元気なこころ

自由に生きる力と責任

「自由と責任」
自分のやりたいことに没頭して 自分の頭で考え、
能力を発揮できる(=自由に生きる力) それに伴う責任を持てる子を育てる。
モンテッソーリ教育とアドラー心理学の「いいとこ取り」保育
1日、自由にすごします
0 歳〜4 歳までは「みんなで同じことをする時間」はありません。(5 歳クラスは1日1時間だけ、小学校生活に向けて同じ活動をする時間があります)これは、モンテッソーリ教育の「子どもには敏感期がある」という考えをもとにしています。“敏感期”とはあることへの感受性が高まり、それを夢中になって取り組む時期のことをいいます。
子どもは何時間も同じことを繰り返して、達成して、満足して、別の敏感期に入っていきます。
子ども達はひとりひとり違う”敏感期”を持っているので、心ゆくまで打ち込めるように自由保育を取り入れているのです。

自分のことは自分で決めます
お昼ご飯を食べるか、食べないか。
保育士は、子どもが「決めるための材料」を伝えるだけで、決して無理強いしません。
園の生活の中で子どもは自分で考え、自分で決めています。
そうすることで、自分自身の心や身体をみつめる習慣をつけるとともに、自分の決めたことに責任を持つ経験を積むことができるのです。

子どもを“評価”しません
保育士と子どもは対等な存在なので、保育士は叱ることはもちろん、褒めること(評価をくだす)はしません。
それはなぜかというと、「褒めてくれるから○○しよう」「怒られるから○○はやめよう」というように、他人からの「評価」が行動の目的になってしまうことがあるためです。
保育士は、子ども達が何か行動したとき、評価を下すのではなく、「嬉しい」「悲しい」といった気持ちを軸に伝えるようにしています。
他者へ貢献するよろこびを育みます。

園のルールはみんなで決めます
園のルールは、保育士が一方的に押し付けることはありません。
みんなで話し合って、みんなが納得できるルールを決めています。

モンテッソーリ教育
モンテッソーリ教育とは、イタリアのマリア・モンテッソーリが障がいを持った子ども達のために編み出した教育法で 100 年の歴史があり、世界中で取り入れられています。「子どもは自分で学ぶ力が備わっている」という考えがもとにあるので、子どもがやることを大人が一方的に決めたり、むや
みに手や口を出すことはしません。
アドラー心理学
アドラー心理学とは、オーストリアの精神学者、アルフレッド・アドラーが始めた心理学のこと。 第一次世界大戦中、アドラーは問題を抱える子どもたちや、保護者、教師など教育現場と関わりながらこの心理学を形作っていきました。 他者とのよりよい関係をつくり、社会で幸せに生きていくための
心理学です。