3月! 一年のしめくくりの時を迎えました。
昨日の「保育士ミーティング」では、 それぞれが、この一年間の反省やら思いをかたりました。
みんなの話を聞いていて、
◆ まず、 事故がなくてよかった。
この言葉を聞いて、改めて、そうだ。本当に良かった。と、子供たちに感謝でした。自由保育の中でも、守らなければならないことは、きちんと守っ てくれる子供たち。小さい子に危険や、正しい使い方をおしえてくれる子 供たち。
こういうことこそ、「よく育った」といえること。本当に事故が なくて良かった。
◆子供たちに、 私たち(保育士)が育てられたという実感。
教育は、 共育。 共に育つ といわれますが、子供たちが育つことで、私 たちも育ててもらったと、実感をこめて話してくれました。
この気持ちになるには、子供たちをみる目、が大事です。子供を見る視点です。子供たちをどう見ているかで、 その子に「困った子」「だめな子」のレッテルをはってしまったり、いたずらされても、プラス思考で、今度は どんなことやってくれるかなー。と、 楽しんでしまったり・・・・
子供たちのすることを、プラス面でみていると、そうすることで、子供たちのよい点がたくさんみえてきます。子供の (大人もそうでしょうが)行為には必ず、目的があること。これを理解しょうと努力すること。この努力 しょうとする力が、皆の中にかなり育ったと、私は、毎日の日誌の中から、手応えを感じました。
◆私たちの保育
先日の読売新聞に、 幼児の体力についての記事がありました。要約すると、保育の形態を1自由保育 2設定保育 3両者の併用と大別したとき、子供 たちの運動能力の良かった順は、1、3、2 だそうです。
なんと、体操教室をやっている子供たちが、一番劣っていた結果が出たそうです。その理由として「やりたくないのにむりにやらせる」「順番待ちや、説明の時間が多く実際の運動量はすくない」などでした。 やっぱり、「やりたい、やってみ よう」という意欲が大事なんですね。
私たちの仕事は、いかにして、子供たちが「やってみよう」という意欲をもつか、その環境設定を、さりげなくすること。 ですね。
一年間、私たちをたくさん喜ばせてくれた子供たちと、それを支えてくださった 保護者の方々に感謝。感謝。です。
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